大林組 秋田県北部洋上風力発電事業 環境アセス「準備書」説明会(能代市)その6 質疑応答②
環境影響評価準備書説明会
前回から引き続き、「環境アセス」の質疑応答の内容を書き起こしています。聞き取れなかった箇所は****と表記していますので、予測してお読みいただければと思います。
第二部 質疑応答の続き
■質疑④:事後に問題が生じた場合の対応
■意見:港湾利用の計画について
質問者D氏:○○のDと申しますけど、今あのここにこういうりっぱなね、あの、えー説明書が配られて私シロウトなもんですから、何も言えないものはこれ今まで聞いててね、何も言えないですよねはっきり言ってね、シロウトだからね、で、だけど、あのーおたくさんがた事業した後、ようするに発電した時点でね、何かそのーいろいろな問題、あなたたちはそのー何もいろんなしじてきにこういうきちんとしたー例出してますけどそれ以外になんかそのー、不利なね、ようするに低周波の問題だとかいろいろ渡り鳥の問題だとかいろいろそういうふうなもの出てきた場合にはどういうふうな対応をされるんですか?それからもう一つ、あのーー国とか県まあ市もそうですけど、港を拡張して、あのー地耐力を増すとかっていろいろその金のかかること、まあこれ大林組さんは土建屋ですから、あのー大歓迎でしょうけども、こういうことをね、やらないそのー能代市へ港拡張して金かけてもね、20年間稼働するんですけども事業始まった場合は完成までどれくらい事業あの事業って工事ですね、工事やるんですか? 私の考えだと、やらないそのー国でやるから県でやるからいいんだということじゃなくて、あまりそのー金のかからない、たとえば能代じゃなくて秋田港でやると海上移送するとそんなに時間もかからないし、そういうものをね事業者がもう少し国に提案して金を有効利用すると、でそういうふうなことをね、もう少し事業者としてね、考えていただきたいなあと思います。よろしくお願いします。
司会者:はい、ありがとうございます。えーまっ事後に問題が生じた場合の対応、また、あー港湾利用の計画についてのご意見というふうに承りました。では事業者のほうよりお答えいたします。
大林組:事後に問題がおきた場合の対応につきましてはですね、えーまーあの なんらかのこうご連絡等をいただいて、えー調べた結果ですね、えーそれにーまああの因果関係がございましたらもちろん、保証等対応させていただくことは間違いございません。あとですね港湾利用につきましてはあの、えっと港を拡張したりとかそういった趣旨でのお話ということでよろしいんですよね? はい、あのそういった部分につきましてはですね
質問者D氏:あのね、工事期間、何日ってか、何か月かかるの? 工事。…おたくさんに仮に決まったとしてやるとすれば今のそのケースによって、工事始めて終わるまで 工事期間。 だいだい****ばわかる、結局これだけのものできる、建設するににあたってこれだけの期間がかかるとか金がいくらかかるとか色々
大林組:えっと工事期間につきましては今お示ししている10ページにございますけれども、えーこれでいきますとまああの4年ーーーちょうど、というような工事期間を予定しております。でえっとですねあのー、お話しの趣旨としてはまあこれのーまあ例えばこれは4年…ちょっと4年超というふうな工事を予定してますけど、その工事のために港を拡張するのはもったいないと、いうそういうご趣旨ということですね?
質問者D氏:でー20年間しかできないでしょ?
大林組:そうですね、まぁあの事業期間いちおう20年ですけれどもその後、あのどうするかというところはあのー、例えばですね、えーまあ置き換えるのか撤去するのかというところにつきましてはまたその時点でということになりますが、あのおっしゃる通り今の時点では20年間と、いうことになります。
質問者D氏:すごくもったいない事業なんですよね。おたくさんがたは事業で採算合えばその分****でやるでしょうけれども、国民として、ね、なんかもっと別のほうに金使うとこがあるんじゃないの 台風だとか被害色々あるんでしょ災害含む そういうとこに予算回して大林組さんがね、もう少し貢献、地域に貢献 国に貢献するようなこと発言すればいいんですよ逆に
登壇者:・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大林組:そうですね、あのおっしゃる通りですね、例えばひとつの事業のために港を拡張するとか、あーまああの…なんていうんですか、その事業が終わったらもう絶対使わないような強度で、えーまっ強化するといったことは非常に無駄だと思いますので、現時点でそのお国のほうで検討されているのは、まあこういったですね洋上風力の事業が、今後続いていくと、いうことを想定されてのことだと思います。私どもとしましては今あの国のほうと先程もご説明した通りですね、そのご相談というかあのー打合せさせていただいているのは、この事業をやる時にですね、どういった程度のえーまあその、地盤の強さが必要かということについてお答えをしていると、いうところでして、あのー最終的にですねそれがあのーこの事業のスケジュールでいきますと、えー例えばそのー簡易改良というかその仮設的にですね改良すると、いったことも対応としては、あー可能性としてはあると思っておりますので、えーーまあその国のご検討あるいはその国が港湾をですね触られるまああの改良されるとなるとですね、それはそれでまた時間はかかるとは思いますので、そういった時期あのー状況に合わせながらですね、えー当然そのコストもー過大になるということは避けたいと思っておりますから、えーそのー適切な範囲の中でーまああのー港の改良をーまぁお願いするということになろうかとは思いますが、えー・・・・・あのこちらのほうでですねこの事業のためだけにその港の拡張をお願いしているとかそういった事実はございませんので、えーその部分だけはご理解いただければと思います。
質問者D氏:大林組さんはね、****では最先端いってるんですよ。いろんなあの技術的にね、最先端の技術を持ってるわけだから例えばヨーロッパからあの積んでくるわけですよね。それを港に一旦降ろして戻してまた船に***積んで***でなくて、ヨーロッパから来たままその洋上にね、けあげしてそれから直接あの********洋上で組立するっていう少し効率的なことをね、大林組さん提案すればいいじゃないですか。一旦なんでもかんでもみんな港にね持ってきて、それからまたクレーンに積んで****持ってくるんじゃなくて、ヨーロッパから来た船をね、そのままていち(?)、現場に持ってって、そっからあのクレーンさ挙げて組立ていくとかね、色々な方法があるんじゃないんですかって、私、気もします(希望します?)。以上。
客 席:******決まった場合にはそうするんでしょ?
質問者D氏:決まった場合ですけどね
客 席:大林組さんに決まった場合
大林組:あの先ほど申し上げた通りですね、公募になりますのであまりその細かいことはちょっと申し上げられないんですけれども、一部の部材についてはですね、えー陸揚げしないということも検討しております。
司会者: はい、では次の質問ある方は挙手をお願いいたします。
■質疑⑤:風況観測について
質問者E氏:○○のEと言います。今のお話しの中で国では、洋上風力に対する拠点港を考えているはずですので、その中で検討されることと考えております。それで風の話もさっきから出ていますが、風況の話が今回ひとつも出ておりませんので14ページをプロジェクターで出してください。
(画像)
マスト観察でやったのかライダー観察でやったのか、併用したのかそれをお話してください
司会者:はい。えー風況観測に関するご質問と承りました。事業者のほうよりお願いいたします。
質問者E氏:イー・アンド・イーさんでねすか (さんじゃないですか)? 実際やったのは。
大林組:すみませんあのー、風況観測はですね、アセスではないので別の調査会社に依頼しております。
質問者E氏:はい。
大林組:ですので、両方とも私どものほうからお答えさせていただきます。
質問者E氏:了解します。
大林組:まずですね最初の拠点港化のお話しですけれども国のほうでそういった動きをされているのは当然存じ上げております。その過程の中でまあいろいろとそのー事業者として使う場合こういうふうなことになりますということの情報をま交換させていただいているというところです。ただですねあのー最終的にそのー流れがどうなるかということについては私どもほうでどうこう申し上げることではないので
質問者E氏:その通りです。
大林組:そのように進めさせていただいております。また風況につきましてはですね、えマストとライダーの併用と、いうことで調査をしております。
質問者E氏:そうしたら、その図面で何月何日にいつまで何日間やって、その機械は日本の機械であるかライダーですよ、外国製のライダーであるか、教えてください。
この技術は日本の技術じゃなくてヨーロッパのほうから進んできた技術ですのでね。どの機械どこの規格を使いましたか?
登壇者・・・・・・・・
質問者E氏:イーアンドイーさん答えてください。
何月何日から何月何日まで
登壇者・・・・・・・・
質問者E氏:じゃあもっと突っ込みますよ。レーダーで観測することになるから、何秒間照射して何秒間休んで何分間連続で、何回測りましたか?
登壇者:・・・・・・・・
質問者E氏:そうすればこうさっき当初の質問でね騒音とか、低周波の話も、だいぶ解決した話に繋がっていくんですよ。
登壇者:・・・・・・・・
大林組:すみません、あの確認をさせていただきたいのですが、えーっとですね今のそのーご質問の趣旨としては騒音の測定の…騒音の予測ーすみません騒音の現地調査ですね、の時にーあのライダーとマストを使ったのかという質問ということでよろしいですか?
質問者E氏:違います。私言ってるのは風況を観測するために当然、発電量を業者としては考えているはずなんですよ。だけれどもその発電量については当然ここでは発表しないと思います。企業秘密と思いますから。だけれども、実際にどこの場所でいつからいつまで測った、そしてその機械がどこの機械であるかということを聞いているわけです。
自動車と同じように年々ライダーは進歩していってるわけですよ。当然ライダーも、本来であればドップラーライダーで真上を測る目的で開発された機械なはずなんです。それを洋上風力さ使うために水平方向に照射していると、いうことになってるはずなんです、たぶん調査は。大きな飛行場であれば地上設置型の10キロ先までも風の方向強さ、皆わかるライダー装置がついているわけなんです。ところがそういう大きなもの電源を莫大に食うものは、こういうところにはもってこれないっていうのは理の通りだわけです。どこの機械使ったかもわからないんですか?
登壇者:・・・・協議中・・・・
質問者E氏:何月何日
大林組:えっと事業のですね、ための風況調査という趣旨のご質問ということでよろしいですよね。
質問者E氏:そうです。
大林組:えーそうしましたらですねあのー、えー・・・・・・・えー2018年の10月以降ですね、えー調査は、あの風況調査をしております。えそれにつきましてはですねえー機器としてはあの、えー・・・まっ欧州製のものを使っているということでございますが、あのー・・・・・・・・あのー趣旨としましてはあのー高さ補正のためにですね垂直にライダーを撃っているということで調査をしていると、いうことでございます。
質問者E氏:その時そうすればマストと併用したというさっきのお話だようですけどもですよ、60メーター超えますと航空法の適用になるわけですよね。したがって、マストで測ったとしても59メーターの位置に風向計風速計を置いて測っているはずなんですよ。
これについてはサンソウケン、福島県の郡山の産業総合研究所で実際に、マスト60メーターを立て59メーターの位置から、そしてライダーをドップラーライダーを10メーター離して比較検討したやつが実証実験の調査書出てるわけなんです。その結果は、マスト観測とライダー観測で98パーセント99パーセントであるから60メーターライダーであれば大丈夫ですよっていうのを報告されてるわけです。
登壇者・・・・協議中・・・・
大林組:あの非常にお詳しいのであのあれですけども私どもとしましてはえーまあ設計あるいは許認可あるいはですね、ファイナンスも予定しておりますのでそちらのほうでえーあの審査に耐えうるようなですね、条件ということで調査していると、いうところでよろしいでしょうか。
質問者E氏:企業秘密等ある(笑)でしょうから言えないところは結構ですけれども、ようするに、発電量はぜったいは答えられないっていうことはわかるわけですが、そしたら稼働率は何パーセントとみました?
大林組:・・・・・・・・・・・
質問者E氏:それも答えられなければ私言いますよ。陸上風車であれば事業者の方は最低でも25パーセント以上考えると思うんです。洋上風車であれば30あー30パーセント以上考えるはずなんです。ところが29年の…ことから車の車検と同じように3年に一回、国に対して定期的な検査をしたよと、いう報告をしなければならないのでその間は風車を止めて実際はかると。そのほかに日本風力発電協会では自動車と同じように6か月点検1年点検ていう指針があるでしょ? そういうことで、実際稼働率についても(笑)答えられないとすれば、採算分岐点っていう形で私言います。陸上であったら20パーセント割ると・・・黄色信号、洋上であったら25パーセント下回ると同じく黄色信号と思われる と思います。ただ今、ここの促進区域の有望区域として3社が選ばれてると、いう形の中で、関西電力さんと東北電力さんが参加するっていうことになってる大林組の話だわけですよね。したがって私みるところに、考えますと一歩リードしているのではないのかなと、今日8メガの風車の話聞きましたし風車の規模からいってシーメンスガメ社の風車じゃないかなと、いうふうに推測しております。
司会者:はいありがとうございます。えー弊社に対するご理解大変ありがとうございます。あの事業に関することに関しましてはえーちょっとお答えしかねることもありまして、大変申し訳ございませんが
質問者E氏:結構です結構です。
司会者:よろしいでしょうか。
質問者E氏:結構です。
司会者:はい、では続きまして次のご質問ある方お願いいたします。
次回、次の質疑応答へ続きます。